がん検診のすすめ
現在、日本人の2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなっています。
人の体はたくさんの細胞からできていますが、がんはこの細胞が分裂するときのコピーミスによって生じます。がんで命を落とさないためには、適度な運動、適切な食事、禁煙など、できるだけがんにならないよう生活習慣を心がけるとともに、早期にがんを発見することが重要です。
がんを発見するためには、がん検診の受診が欠かせません。
がん検診には市町や職場などで行われる集団検診と、個人が希望して受診される人間ドックと大きく2種類に分類されます。検診の目的は大きく二つに分けられることから、どちらが自分のニーズに合っているか理解し、がん検診を受診することが重要です。
検診方法 | 対策型検診(住民検診型) | 任意型検診(人間ドック型) |
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目的 | 対象集団全体の死亡率を下げる | 個人のリスクを下げる |
概要 | 予防対策として行われる公共的な医療サービス | 医療機関・検診機関等が任意で提供する医療サービス |
検診対象者 | 一定の年齢範囲の住民など、構成員の全員 | 定義されない |
検診費用 | 公的資金を使用 | 全額自己負担 |
利益と不利益 | 限られた資源の中で、利益と不利益のバランスを考慮し、 集団にとっての利益を最大化 | 個人のレベルで利益と不利益のバランスを判断 |
出典:国立がんセンターがん対策情報センターがん情報サービスHPから引用
がんで命を落とさないためにも、がんに関する情報を身につけましょう。
- 市町のがん検診はここで受けられます※集団検診の日程、個別医療機関での受診はこちらから
- がん検診の精密検査を受診できる医療機関※がん検診で「陽性」の場合は、精密検査を受けましょう。
- がん検診の評価(精度管理)※市町が実施するがん検診の評価などを行っています。
- がん情報センター(外部リンク)※がんの詳しい情報、予防や検診、治療などは、こちらをご覧ください。